=目次=
- 鶏もも肉を焼くときは、〇〇で美味しくなる
- 鶏もも肉と意外な食材の組み合わせ
- ”鶏もも肉の柔らか煮”の作り方
1. 鶏もも肉を焼くときは、〇〇で美味しくなる
今でこそ、鶏もも肉が上手に料理できるようになったけど、
実は私は鶏もも肉料理が大の苦手だったです。
だって、
皮はぐにょぐにょするし、
身はパサパサになるし、
正直、鶏の独特な匂いが好きじゃない、、、
でも、お店で食べる鶏もも肉のソテーも焼き鳥も美味しいのに、
自分で作ると、なぜ???
何がダメなのかもわかないし、とにかく美味しくない。
そんなことを繰り返していた会社員時代。
厨房で働くようになって、シェフが焼いている横で見て盗んで、
賄いで何度も作って研究を重ねて、
その結果、美味しくなるポイントがついについにわかったんです!!
それは、
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皮目から弱火で
じっくりじっくり、ゆっくりゆっくり
火を入れていく
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そう、このしつこく書いた”じっくり”と”ゆっくり”がとても大事!!
なぜかというと・・・・
皮目から弱火で焼くと、分厚い皮でもしっかり脂が溶け出てくれて、
その脂で皮目を揚げ焼きにしてくれるから、
皮のぐにょぐにょがなくなり、皮全体がパリパリになる。
もう1つが、弱火でゆっくり焼くから身に火が入りすぎることがなく
しっとりジューシーに仕上がる。
そんなこと?って思った人もいるかもしれないけど、
実は、この”じっくり”と”ゆっくり”ができない人が多い!
ついつい、焦っちゃうんですよね。
焼き色がついたらもういいかなとか、
早く作りたくて強火にするとかしちゃう
私もよくやっていました・・・
この”じっくり””ゆっくり”さえできていれば、
あとは何しても美味しくなる。
塩胡椒でシンプルにソテーしても、みんなが大好きなこってりの照り焼きでも、
ちょっと上級者レベルの果物を使ったソースだって、美味しくなる。
食べた家族は、笑顔になるし、
娘は「ママのご飯がやっぱ一番美味しい!」って言ってくれる。
そんなこと言ってくれたら、嬉しくてまた作りたくなって、
作ったら家族が喜んでくれて、料理がどんどん楽しくなってくる。
そんな気持ちを重ねていくことで、料理は上手になっていくのです。
鶏もも肉を美味しく焼く方法は、
焦らず”じっくり””ゆっくり”待つ
これを、是非やってみてください!
2. 鶏もも肉と意外な食材の組み合わせ
ちなみに、パパの好きな「鶏もも肉の柔らか煮」には
意外な食材が入っているんです!!
なんだと思います??
それは、
ゴールデンキウイ
えー!?って思った方も多いかもしれないけど、実は、相性がいいですよ。
ゴールデンキウイのたんぱく質分解酵素(アクチニジン)が
肉の筋繊維をほぐしてくれて、柔らかくしてくれるんです。
しかも、ゴールデンキウイに鶏肉のコクと旨みを加えることで
酸味と甘さを膨らませ、立体的な味わいに仕上げてくれます。
果物を料理に使うって、和食ではあまりやらないことだけど、
フランス料理では、砂糖を使わない代わりに
果物で甘みをプラスすることがよくあります。
実は、砂糖はストレートすぎる甘さがゆえに
飽きやすいってこともあるんです。
果物の果糖は、複雑な甘さだからこそ、
上手に使うと料理に深みを与えてくれて、
後味引く味にしてしてくれる魔法のようなものなんです。
ちょっと上級者テクニックですが、
案外難しくなくできるのでトライしてみてください。
3. ”鶏もも肉の柔らか煮”の作り方
【材料】
鶏のもも肉 1枚
ゴールデンキウイ 1/2個
玉ねぎ 1/3個
白ワイン 50cc +α
水 適量
塩胡椒 少々
マスタード 小さじ2
オリーブ油 適量
【作り方】
1:鶏もも肉に白ワイン大さじ1、塩胡椒をかけ、身の方にだけゴールデンキウイのすりおろしたもの大さじ1を馴染ませて、10分以上漬ける。
2:玉ねぎはみじん切りにする。残りのゴールデンキウイを角切りにする。
3:鍋にオリーブ油を入れ、玉ねぎをじっくり色が軽くつく程度に炒める。
4:フライパンに鶏もも肉の皮目を弱火で”じっくり””ゆっくり”皮がパリパリになるまで焼く。
5:鍋に皮目を上にして鶏もも肉を入れる。フライパンの油は捨て、フライパンに白ワインを入れ旨味をこそげ取り鍋に入れる。鍋に鶏もも肉の半分の高さまで水を入れ、ゴールデンキウイを加え15分煮込む。
6:鶏もも肉を取り出し、ソースを煮詰め、お皿に盛る。
最後まで読んでくださり、いつもありがとうございます。
少しでも皆様のお役に立てれれば嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします♡